2週連続で化粧の話題。
女同士だと、若い頃初めて使った化粧品のブランドでだいたいの歳がバレる。いまどきと違って一昔二昔前だと、だいたい初めて本格的にお化粧するといえば高校卒業前後だからなおさらだ。
記憶を辿っていくと、たとえば資生堂のメイクアップラインなら、80年代半ばから現在に至る道筋が
フェアネス → インテグレート → レシェンテ → ピエヌ → マキアージュ
こんな感じじゃないだろうか。今のところあくまでも記憶に頼って記述しているので、抜けがあればご指摘を。ちなみにわたしの場合はインテグレートから入り、社会人になってすぐレシェンテができた、という感じだ。
同じような流れは他メーカーにもあるし、また基礎化粧品にも、もう少し上の世代用の化粧品にもある。上の世代といえば、資生堂製品ではエリクシール(これは今でもあるよね!)のルースパウダーを気に入って使ってた時期もあるし、カネボウの口紅は「BIO」よりも若干落ち着いた色味が多い「エビータデュイ」をあえてよく使ってたような。
さて、それくらい長く化粧をしてきた世代であれば、ここ数年の間に、以前使われていたブランド名が、まったく違うブランドの名前として改めて使いなおされているケースがちょくちょくあることに気づくだろう。
「ff(フフ)」に代わって新たに出た資生堂のセルフ化粧品の名前が「インテグレート」という名前だったときには、正直声を出して「えーっ!」と言ってしまった。
先にも書いたけど、かつての「インテグレート」はいまでいう「マキアージュ」みたいなものと認識してもらえると嬉しい。ただし、現在の「マキアージュ」のようにエイジレスなコンセプトを打ち出しているわけではなく、もっと対象を若い女性に絞り、少し大人になりはじめた頃の中山美穂あたりをイメージモデルに使っていた。
程なくしてもう少し上の世代向けの「セルフィット」の後継は「インテグレート グレイシィ」なんてあわせ技まで使ってるし! かつての「グレイシィ」は確か「フェアネス」よりもっと前の、やはりカウンセリングメイクアップラインじゃなかったかと。
カネボウは以前20代後半以降の大人の女性向けに「エビータ」とか「エビータデュイ」といったラインを出していたが、最近は「旧エビータを愛用していた世代」が対象なのか、50代以上の女性に向けた基礎ものやベースメイクものの「エビータ」をドラッグストアでよく見かけるようになった。蛇足だが、「エビータ」の名の由来であるエバ・ペロンは33歳で亡くなっている。
コーセーは個人的にはあまり積極的には使っていなかったので(後述)、詳しいところはよくわからないのだが、「エスプリーク」は明らかに「インテグレート」や「エビータ」同様のブランド名の使いまわしと思われる。
(これは姉が使って肌荒れしたので。ただ、姉はわたしより肌が敏感なので、コーセー製品ではなく体質の問題だった可能性も決して低くないことは付け加えておく。実際、姉から譲られたコーセーのアイシャドウや口紅をわたしが使っても大丈夫だった)
決して単純比較すべきではないのだろうが、個人的には、むかしのインテグレートよりいまのインテグレートのほうがパッケージやロゴのデザインがすっきりしててかなり好きだ。セルフとはいえ「資生堂」の名に恥じない品質は保たれてる感じがするし。ついでにイメージモデルのアンジェリーナ・ジョリーもかっこいいし(あ、ミポリンもわりと好きですので念のため)。
エビータはいまでは「50代以上の女性」を対象として打ち出している基礎化粧品なので、わたしにはあと数年は用はない。
と、ここまで書いたが、なぜここ数年化粧品ブランド名の使いまわしがちょくちょく見られるのか。その理由はわたしにもとんと見当がつかない。
思い当たるとしたら、新たな商標の登録にかかるコストの削減?
うーん、誰か教えて。