やるな、PE'Z[music]
(04-Apr-2004 23:12:55) by namancha


「くまたろうMusic Style MM」Vol.62 (2004/4/4)
くまたろうMusic Style

お読みいただきたいのは「編集後記」。
先日カヴァー問題がニュースになったPE'Zだけど、
昨夜のライヴでなんとも粋なことをしてくれた模様。


で、昨日のライヴのオープニング。
問題の「大地讃頌」のイントロが流れ、主旋律を1音だけ吹いたら
すぐに別の曲に切り替えて大盛り上がり!

実はわたくしこのメルマガとってるんですけど、届いたのを読んだ瞬間
「PE'Z、やるじゃん!」と思いました。
若い頃読んだ本で、「粋」は「意気」からきてるんだってのを思い出しました。

わたし自身は作曲者の佐藤眞氏について、必ずしもその要求自体は不当だと思っていません。但し、仮処分申請などの法的措置に走る前に、それ以外のやり方はなかったのかという思いはありますが。ジャンルを異にするとはいえ、同じ音楽家としてPE'Zサイドとまず話し合う、ということはできなかったのかと。

(7-Apr.-2004 佐藤氏はマキシ発売の直前に一度東芝EMIに抗議していました。
たいへん失礼いたしました)

というのもこの問題、事件直後にここに書き込んでからしばらく考えたのですが、思うにそれは音楽が作曲者の意図に忠実に(少なくとも、作編曲者が作った楽譜のとおりに)演奏されるのが普通である世界と、アレンジ次第でどんどん質の違う音楽を作り出すのがあたりまえな世界との、ふたつの違う常識をもった世界の住人同士が引き起こしたトラブルではないかと。

国が違えば法律や慣習も違います。でも国をまたいでなにかが必要なとき「条約」なんかがあります。
たとえば国を跨いで罪を犯すものが現われた場合どちらの国の法でどう裁くか、とか。

音楽だってジャンルをまたいで何かをやりたい、あるいは実際にやっちゃうということはいくらでもあることで、音楽に関係する法律もまた国をまたいでの「条約」のように、いろんな常識をもつ場所、つまりジャンルに対応しうるものでなければならないはず。

願わくば、佐藤さんもPE'Zも一緒に笑えるような音楽著作権や著作物人格権のありかたが確立できるといいのですけど…… 難しいだろうなぁ。ううう。


コメント(2)
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.7