淀屋橋発Ｋ特急最終便[music]
(02-Jun-2004 03:21:44) by namancha

ことしの春ごろ、なにげなくはまっている曲をMedia Playerの再生リストに集めて、曲順などいじってみたら、それなりにノンテーマのコンピレーションとして成り立ちそうなものができてしまった。
そこで考えた。これを聴きながら電車に乗るとしたら……
全曲の所要時間などを考えた結果、京阪特急に決定。それも淀屋橋発出町柳行き最終便。
昼や夕方の京阪特急なら、何度でも乗ったけど、終電はさすがにない。その最終便のダイヤとにらめっこして、駅の到着・通過時間に合わせて、曲を入れ替えたり、調整して、こんなものができた。

01)「Right On The Orbit」 CASIOPEA （from 『PLACES』）

なんとなく、クロスシートの特急の出発にこの曲ふさわしいかなと。　笑
でも、この曲がかかっているのはほとんどが地下線。
とりあえず地下線の暗闇の中に宇宙を心で描け、ということで（こらこら）

02)「Deep Blue」 COVER （from 『WILL』）

京橋を過ぎると、京阪本線は複々線となり、各駅停車は外側の線路で駅にぽつぽつ止まり、それ以外は内側の線路で飛ばし放題（厳密にはそうじゃないけど、まあ大雑把に言えば）。
そう、この複々線に入ってから、この曲特有のスピード感がきいてきます（をゐをゐ）

03)「Beautiful U R」 Javier （from 『Javier』）

ほんっと、当時の気分で好きな曲というやつを適当にほうりこんだ中の１曲、のはずだった。
だけどユートニウム博士はよけいなものも入れちゃった。それは……　CHEMICAL X!!
いえ、この曲は適当に入れたはずが、余計どころかやたらしっくりきてしまった一品。
大和田の帝国女子短大（現・大阪国際大学短期大学部）出身のわたしは、この曲を聴きつつなつかしの母校を車窓から眺めることになる予定。　笑

04)「LOST PASSENGERS」 井上鑑 （from 『予言者の夢』）

『予言者の夢』で唯一今剛氏が参加してない曲（今さんキライじゃないよ、たまたまよ）。
これもこのヴァーチャルコンピレーションを作った当時やたらにはまっていた曲。
ふわふわと甘美な歌詞、アレンジ。でも誘惑しているのは誰？　セイレーン？　死の女神？
というのもこの曲はタイタニックの沈没をイメージして歌ったものだそうですから……。

以上４曲は直感で選曲して以降、不動のまんまであった（笑）

05)「You Ate It」 LOVE PSYCHEDELICO （from 『LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA』）

この位置、枚方公園通過の１曲はかなり悩んだ。
初期型はt.A.T.u.の「All The Things She Said」だったような気がする。
次いでCANNABISの『次世代型歌集』から「ワスラレヌウタ」をもってきた。
このバージョンで友達の掲示板にも「こんなんつくったよー」と書き込みしたことがある。
だが他の曲のテイストから浮きすぎている気がしてdelicoに替えたらかなりしっくりきた。

06)「Here For You」 SOUL LOVERS （from 『SOUL STEW』）

Mahya 嬢の理想の女性像だというこの曲の主人公は、
去っていく彼の帰る場所を残して待ってるよ、と歌っているのです。
でもフェイクのバックに歌われる本来のサビのメロディを強化するために
投入されたと思われる男性バックヴォーカルが、
この女性を更に人知れず見守っている別の男性にすら聞こえてしまうのはなぜ。
（答えは２曲後に）

07)「The Sweetest Illusion」 Basia （from 『The Sweetest Illusion』）

たぶん、この曲で宇治川と桂川を渡るはず。だからちょっと盛り上げ系を入れてみた。
Ｂメロからサビのコーラスが決め手でしょう。彼女の多重コーラスってほんと気持ちいい！
最近FMでは時々 Matt Bianco に久々に復帰した Basia のヴォーカルがフィーチャーされた「Ordinary Day」って曲が流れてるけど、この多重コーラスやハミングが全然変わってない感じでものすごく嬉しかった。

08)「Changes」 光永亮太 （from 『Changes』）

恋の終わりをまだ受け入れられないでいる切ない歌詞を（ちなみに彼の自作です）21歳ならぬ男の色気と歳相応の青さの入り混じったあの当時の彼のヴォーカルで歌われては、思わず「そんな女忘れてこっちに来なよ」って両腕広げてしまいそうです。
歌に安定感が出て少し大人になった今の彼が歌うと、また違った良さのある曲になるのかな。
ちなみに「Here For You」の男性コーラスは、他でもないデビュー前の光永くんだったりします（笑）

09)「MIDNIGHT BLUE」 朝倉ミツヒロ （from 『A GHOST IN A BLUE ROOM』）

曲の終わりにギターが古時計のようにぼーん、ぼーんと鳴るところがあるんですが、この部分がかかるタイミングで日付が変わるようにしたつもり。しかしnon-native Englishな曲がどっさりと続いてしまった（笑）

10)「In My Place」 Coldplay （from 『A RUSH OF BLOOD TO THE HEAD』）

ラジオでかかってた「Clocks」が気に入って買ったアルバム。
通しで聴いてみて「Clocks」の次に好きになった曲をなんとなく投入。
そしたらこの曲、２年前のFM802の洋楽 Heavy Rotation だったそうだ！　あれまー。

11)「Beautiful Days」 Vo Vo Tau （from 『Vo Vo Tau 01Hz』）

なぜか２ちゃんねるでは嫌われ者のVo Vo Tau。でもわたしは大好きよん♪
あえて夜っぽくない曲を入れて、そろそろ居眠りされてた方も起きていただきましょうかと。
この曲802の Heavy Rotation が終わったあとも気に入ったから何度かリクエストしたっけ。

12)「Simple As A Sunrise」 Na Leo Pilimehana （from 『I Miss You, My Hawai`i』）

ハワイ好きのネット友達に影響されて買った Na Leo のアルバムから。
でもせっかく Vo Vo Tau でめざましかけても、こんなゆったり癒し系な曲ではもしかしたらまた寝ちゃうかも。
でもそんなときは出町柳で駅員さんに起こされるので心配なし（こら）

……あなたがもし、あの電車、と決めてコンピレーションを作るとしたら、どんなラインナップになる？