アジアン・カンフー・ジェネレーションの公式サイトより
2003年7月頃に書かれた文を読んですごく悲しくなった。
お詫びしないといけないこともあります。
えらそうなことばかり書いたのですが、現行では僕らがシングルを出す場合は残念ながらCCCDとなってしまいます。申し訳ありません。
凄く矛盾してますよね。
それについては本当にどうして良いかわからないのですが、やはり届けたい楽曲があるということなのです。音源を全国津々浦々にも届けたくてメジャーに来たわけなのです。ですから、「だったらCD出しません」という結論には到底なれないのです。自分の意見と現実が一致しないことで心が痛みます。
申し訳ない。
音楽の発信側も、そんなふうに心を痛めているという事実。
アジカンの場合、ファンからCCCD反対の声などを受けて、彼らなりにCCCDについて勉強した上で「先に結論から言うと、CCCDは現時点で到底賛成できない」
としながらも、現状ではレーベルゲートでシングルをリリースすることを受け入れざるを得なかった現実(その後発売されたアルバムでは回避されている模様)。
そんなわたしも、CCCDを心を痛めつつ買っているリスナーのひとり。
好きな音楽が好きなように聴ける唯一のメディアだから、しかたなく。
その「中身」を前にして、CCCDだから買わない、という態度はさすがにとれない。
せめて言い訳程度にでもPC用のプロモーションビデオをぶちこんでCD-EXTRAにしてくれないかなあ。
決して彼の歌のように甘くはない、ため息。
というより。悲しむ人ばかりが増えてませんか? CCCDのせいで。