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Casiopea アーカイブ

31-Jan-2009

阪神電車も向谷さん作に

阪神電気鉄道株式会社

1月26日付で「駅ホーム上のメロディを変更します」という記事があります(pdf形式のため、記事を読むにはAdobe Readerが必要です)。
それによれば、阪神も向谷実作曲の接近メロディや発車メロディにするとのこと。既に福島、元町などいくつかの駅から新メロディの導入が始まっていて、2月末までには本線・西大阪線・武庫川線のすべての駅で、そしてこの3月に開業が予定されているなんば線にも使われる予定だそうです。
早くも動画サイトには新メロディが使われている元町の様子がアップロードされているので、さっそく見てきました。
接近メロディは阪神ではおなじみの「線路は続くよどこまでも」がそのまま受け継がれつつもアレンジはばっちり向谷さん。最後はG durからE durに転調しちゃうし(笑)
そして発車メロディは向谷さんオリジナルの新しいものに。

これはいっちょ生でも聴きに行ってみるとしますかね♪


全く無関係な追伸
阪神電鉄のプレスリリース一覧の見出しだけつらつらと眺めておりますと、甲子園球場に「三ツ矢サイダーボックス」が新設されるとの記事があります。どうもこの名前を見ておりますと、三ツ矢サイダーの瓶がいっぱい詰まったプラスチックのカートや段ボール箱を思い浮かべてしまうのです。

2-Nov-2008

おけいはんのCD、買うて来たえ!

それなんて似非京都人? ってそれはともかく。
買ってきました「京阪電車発車メロディCollection」。

カシオペアが活動休止を宣言して以来、この機会だから向谷さんのソロワークも久々に聴いてみたいと思っていたのですが、この「発車メロディCollection」の最初の4曲「アレンジバージョン」は、充分「向谷実のソロワーク新作」として考えてよいでしょう。特に4曲めの「GENKI」は必聴。

5曲め~8曲めの「フルバージョン」は、以前から何度かこのblogに書いているとおり、くっつけると1曲になるように元から作ってあるメロディをきれいにつなぎ、聴きやすさを補強する程度にリズムパートとオブリガートの旋律をちょちょいと足してあるもの。特にコードの展開が複雑な駅は「実はそういう(コードの)仕事をさせとったんかい」というつっこみができそうで楽しいのです。

9曲目以降の「リアルバージョン(京阪で実際に使われている音)」は、ほとんどが10秒以下のトラックです。そのため、上記の8曲も合わせて全部で69トラックありますが、すべて聴くのに30分もかかりません。

それにしても、発車メロディのみならず、接近・通過・さらには車内放送前の曲までいいトーンにまとめられた「京阪の音」。

最近、携帯電話でも「デザインケータイ」などで、その携帯電話のイメージに似合うような専用の着信音を作ってプリインストールしてあることがよくあります。
思えば、京阪電車の一連のサウンドデザインというのは、そういった「必需品としてのサウンド」のデザインの括りをもっともっと大きくして「電車の路線ぐるみでトータル」にした感じ、と考えてもいいのかもしれません。それを一枚のCDにまとめた作品、と考えると、この「発車メロディCollection」を鉄道ファンだけのものにしておく手はないな、と思えてくるのです。

余談ですが、特にリアルバージョンは曲の性質上たいへん携帯電話の着信音(特にメール)に向いているので、YAMAHAで配布されているフリーソフトなどを使ってご自分で着信音に加工するのも楽しいでしょう。
とりあえずわたしは接近放送前の音(上り・下り)と通過音を携帯電話に入れてみました。

19-Oct-2008

京阪電車発車メロディ集、11月にリリース

京阪電気鉄道株式会社/京阪線18駅で発車メロディーを流しています。

いえね。あの向谷さんに、世界のカシオペアの向谷さんにですよ、たくさんたくさん作っていただいた京阪電車の発車メロディ。
どうしてCD化されないんだろうといままで思わなかったといえばウソになります。
しかも「全部連続して聴くと1曲になる」という仕掛けなんて、それこそCDでゆっくり聴いてみたい試みじゃないですか。実際に電車に乗ると、電車の中からはホームの外側の放送ってあまり聞こえないんですし。

でも、その疑問、上記ページからリンクされているPDF(要・Adobe Reader)を読んで氷解しました。
きょうから運行される中之島線。その終着駅・中之島駅用のメロディの公表を待っていたんですね。

京阪電車発車メロディ集は、11月1日から京阪電車の主要駅にて発売とのこと。
これは1枚手に入れておきたいところです。

7-Jul-2008

SUPER BELL''Z & 向谷実 『東横特急』

鉄ヲタミュージシャン、夢の競演!
正直、音楽性が全然違う彼らのコラボに不安がなかったといえば嘘になりますが、蓋を開けてみたらなんのなんの、向谷さんの作曲したトラックがこれまさに向谷節全開!
特にアルバムの頭の「ピアノコンチェルトOp.東横特急」と、元町中華街到着をイメージした「街・ヨコハマ」は、それぞれ1985年に向谷さんが出したソロアルバム「ミノル・ランド」の冒頭の曲「2つのピアノのためのプレリュード」と最終曲「1940」の完成形のようにも思えます。

もちろん対するSUPER BELL''Zが彼ららしさを損ねているはずもなく、電車の並走をスポーツ実況風に描写した「Side By Side」やら、おなじみ「菊名」などの駅名ダジャレが続く「GAG, JAB and GAG」など、とばしまくってます! 「言葉本来のリズム」と「音楽のリズム」のプライオリティの切り替えが巧いのが気に入りました。

ボーナストラックとして音楽トラックのみのインストゥルメンタルバージョンが2曲収録されていますが、これらのみならず、できればBELL''Zの野月さんと土屋さんが作った作品を含めた全曲を、車掌DJあり/なしの両方で聴きたいくらいです。

そんな中、両者の良さがいちばんしっかり融合してるのはやっぱり「Side By Side」では。
鉄道ファンじゃなくてもあのオチは笑えます。

※mixiで書いたレビューにちょこっとだけ加筆しました。

13-Mar-2008

夢の競演!

ちょっと「遅報」になってしまいますが、3日の向谷さんのblogの記事より。

鉄道イベント総合プロデューサーを拝命いたしました!!!@向谷実の鉄道と音楽がいっぱい

鉄道関係のイベントをプロデュースされるそうで、もちろんこれだけでもすごいことなんですが、真っ先に目がいってしまったのはやはり音楽がらみの部分。
一部で冗談半分に「共演したらいいのに」と囁かれていた(?)SUPER BELL"Zとのコラボレーションが本当に実現するとは! おねえさん、びっくりだ!

いえ、真面目な話、どんな音になるかすっごく楽しみです。

23-Jun-2007

京阪、新発車メロディの運用開始

以前にもこのblogに書いた、向谷実作曲による京阪電車の新しい発車メロディ。
いつ始まるんだろうとわくわくして待っていたんですが、京阪のオフィシャルサイトによると今月の17日から運用が開始されているそうです。これは近いうちに聴きに行かなくちゃ。

ちなみに、出町柳と淀屋橋のメロディは、上記サイトで試聴できるそうです。

12-May-2007

Casiopea vs. T-Square ~ 偶然対決編

Casiopeaが1991年に出したアルバム「FULL COLORS」には「Navigators」という曲が入っているのですが、その一方でT-Squareが1998年にリリースした「GRAVITY」には「Explorer」が収録されています。もっとも「(Netscape) Navigator」が「(Microsoft Internet) Explorer」の好敵手だった時代は、とうの昔に過ぎてしまったわけですが。

そんなことはおいといて、ほかにもこんな組み合わせがないか探してみると、Casiopeaに「SPLENDOR」(1990年、8cmシングルのみ)、T-Squareに「TRUTH」(1987年、アルバムタイトル曲)というのが見つかりました。

続きを読む "Casiopea vs. T-Square ~ 偶然対決編" »

13-Apr-2007

Take the K-Train!!

向谷実の鉄道と音楽がいっぱい: ついに発表!!!京阪の発車メロディ全部作りました!!!

始発駅から終点までを全て聞いていくと一曲になるという初めての試みで制作してみました。種類も4つあり、上り下り、特急、通勤型と区別してあります。実はそのほかに接近とかも制作しています。

全部聞いたら1曲って… しかも特急仕様と通勤仕様が往復別々にあるんだそうで。
これ、聴きに行こうと思ったら何時間かかるんだ、おい(笑)

運用は6月中旬からだそうなので、早く聴きたいからといって、はやまってGWあたりに時間をとったりしてはいけません。笑 対象駅はさすがに全駅というわけではなく、新システムに対応している17駅だそうな。
ところでこれ、京阪公認で着信音なんかもリリースされないものでしょうか。

14-Feb-2007

Seasons

先日録画した「日立 世界ふしぎ発見!」はハワイの特集だったんだけど、有名なサーファーの方がサーフィンをするシーンのバックに、聞き覚えのある曲が流れていた。というよりカシオペアの曲なのは間違いない。しかし、さすがに40枚近くもアルバムを出されていると、曲名と曲の一致しないものが出てくるんだ、これが…

ようやく思い出したら、1996年の作品「FLOWERS」に入っていた「Seasons」だった。
なんだかのんびりまったり休日を過ごしてる感じの穏やかな曲だけど、Bメロの2-5-1パターンを多少アレンジした感じのめまぐるしい調性変更が面白くて、野呂さんらしいというか(あ、「ふしぎ発見」ではここまではかかってなかったっけ)
バッキングのほわほわした音色もなんか可愛らしくていい感じ。

そういえば「FLOWERS」って長い間聴いてなかったなあ、ってわけで、これを機会に通しで聴いてみた。やっぱりいいじゃないの。
「Just One Way」なんか気持ちを奮い立てるのにいい曲だし、「Mystic Lie」はかつての「いにしえ」の続編を思わせる向谷節・和風バージョンだったり。

時には長い間聴いてなかったアルバムを引っぱり出して聴くのも悪くないね。
昔の若かった自分を笑うもよし、今回のように変わらず好きなものを再確認するもよし。

2-Aug-2006

いま、せいいっぱいいえること。

CASIOPEAからの大事なお知らせ

リーダー・野呂一生の強い意向によるものだという。
おそらく、27年の歴史の中では初めての「活動休止」。
CSFにすら入っていない単なる一ファンとしては、そこまでに至る野呂さんの具体的な思いを知るすべはない――いや、会員ですら似たようなものだろうが――。
なにかを表現するために、どうしても変えなければならないものがあった、そういうことなのだろうか。
とにかく、できるのはただ、そっと見守ることだけだ。

「活動休止」という言葉は、事実上の活動終了や解散を意味する場合も少なくない。先の「大事なお知らせ」の深刻な文面、ことに「心痛の思い」という表現からは、いくらかそんなニュアンスを読み取れなくもない。だが、逆にそうではない「活動休止」もいくらでもあるということに、ただのファンのひとりとしては、あえて小さな希望を託してみようと思っている。

26-May-2006

円周率♪円周率♪ππππ♪

Vol.05:円周率も曲になる?!(P60)

途中微妙に無理があるところもないではありませんが、でもなかなかいい曲に仕上がってます。すごいです。
というか、発想とリズムとコード進行は明らかにオリジナルなので、そのまんま向谷さんの著作権でおっけーじゃないのかなあ、と個人的には思います。

☆タイトルは嘉門達夫のネタです。「えらいやっちゃえらいやっちゃよいよいよいよい」の節回しでどうぞ。
☆そういえばこの間見た「タモリ倶楽部」のことをまだ書いてない(笑) なんと工事中の地下ホームに入っちゃうという内容でした(だからあんなものものしい格好してたのね…) 半田健人くんも楽しそうにはっちゃけてましたよ。

1-May-2006

なるちょモードに突入!

いえ、このblogは滞り気味ですが、わたし本人は大丈夫です。元気にしております。
さて表題に戻りまして。
タイトルでもうお分かりと思いますが、神保桜井時代以外はCASIOPEAとして認めん! って人はここでゴメンナサイ。笑

なんだかCASIOPEAの鳴瀬喜博作品が無性に聴きたくなりまして、MediaPlayerでなるちょ作品(野呂さんとの共作を含む)ばかり集めた再生リストを作ってみましただ。いまも聴きながら書いてます。
こうして集めて聴いてみると、「AKAPPACHI-ISM」や「CIRCULAR DREAM」のような「なるちょオレオレ系ナンバー」もかっこいいけど、ミディアム~スローの「しっとり系・メロウ系」の名曲がむしろ多いかも。

というわけで、ほとんどの曲は好きなんですが、特に「Life Goes On」「Movin'」「Yours Lovingly」「Line & Color」「雨ガ来ル」あたりには「好き」の前に「大」がつきますね。

2-Apr-2006

「タモリ倶楽部」これで何度目ですか、向谷さん

またまたタモリクラブに出演します!!!向谷実の鉄道と音楽がいっぱい

というわけですっかり「タモリ倶楽部」の鉄道関係要員になってしまった向谷さん。
まあ、音楽館のソフトを業務用のシミュレータとして採用する鉄道会社が出たり(!)、超硬派な鉄道ファン雑誌にまで向谷さんが認められているといいますから、無理もないのですが。

その向谷さん、次回放送分では元仮面ライダー555の半田健人くんとご一緒されるんだそうで! その半田くんも台車に関する知識が凄くて、向谷さんも「筋金入りです」って認めるほど。
実はわたしの中での仮面ライダーは「クウガ」で止まっちゃってるんですが、なるほど、鉄道ファンもいたんですね。

放送は首都圏で4月下旬といいますから、近畿地区ではGW明けあたりがあやしいかな?
とりあえずGWを含めてそれ以降の「タモリ倶楽部」をチェックしなくては♪

25-Mar-2006

"Real Windy City"

3日間にわたる三枝成彰作曲の新作バレエ「アビエント」で、シンセサイザーを担当された向谷さん。オーケストラピットに入ってオーケストラと一緒に演奏するのは初めてだったとのこと。

なにせクラシックのオーケストラでは足でテンポをとる人などほとんどいませんので、両足を動かさない2時間半は正直きつかったです。「初めてのオケピット経験でした」より)

そして両足を動かさない3日間(違)を終えた翌日いきなりシカゴに飛んじゃってます!

シカゴと向谷さんといえば、Casiopeaには向谷さん作曲の「Windy City」という曲があるんだけど、この曲のもつcoolな雰囲気がかなり気に入っていることもあって、向谷さんのシカゴお土産話、かなり楽しみなのであります。
はてさてどんな「Real Windy City」が聴ける、いや聞けることやら。

上のリンク先でも早速!「きつねラーメン」(!?!?)やら超ロングなリムジンなどがレポートされてます。

12-Feb-2006

向谷実がまた「タモリ倶楽部」に出るそうな

向谷さんのblogにはかなり前から書かれていたことですが、向谷さんがご出演の「タモリ倶楽部」の放送日が近づいております。
今回はロケではなく、スタジオで撮影されたようですね。
予定は関東地区では2月17日(金)らしいけど、こっちではどうなるんでしょう。
朝日放送に問い合わせたほうがいいかしら。

26-Dec-2005

「SIGNAL」 first impression

まだ若かりし頃、もうこれ以上ひどくなるようならお医者さんに行ってみようかなというくらい超鬱な日々があった。

ある日お風呂に入っていたら、耳の底からなにやらギターのフレーズが聞こえてくる。
野呂さん? む、このメロディは、えーとえーと……
「FLY TO THE SUN」だった。

そんな暗いところでなにしてるの?
こっちにおいでよ。
うんと明るくてあたたかいこっちに。

いつしかわたしは泣いていた。
凍りついていた感情が一気に溶けていくのがわかった。

と、「SIGNAL」と関係ないことを延々と書いてしまったのはなぜかというと、ざっとこのアルバムを聴いた時点で、複数の、いやほとんどの曲にこの暖かい、または熱いパワーを感じたからだ。暗い箱の片隅に凍りついて転がっている感情を溶かして解き放ってくれるような力を。

あと、あくまで大雑把に言えばの話であって、曲によっての例外はあるが、むしろミディアム以下の遅めの曲のほうが、(素人の耳にも)Synchronized DNAのツインドラムのすごさがわかりやすいと思う。アップな曲だと彼らの「ふたりいるとは思えないほどのまさに『synchronized』っぷりのほうが際立つからかもしれない。

23-Nov-2005

「SIGNAL」 オンラインショップ プチリンク集

CASIOPEA with Synchronized DNA 「SIGNAL」

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19-Jul-2005

向谷実の作曲講座

作曲講座その1
作曲講座その2

このビデオ、嵌って繰り返し見てます~。

特に「その1」のメロディのひねりのいれかたとか、そこからB♭7でAメロの後半へ繋げていくあたりの解説がすごくわかりやすかった。わたしもこのB♭7の使い方、なんか好きだし。
でも、実はそのあと解説なしで流れていくAメロ後半部分が、企業秘密とまでは言わないけど向谷さんらしいところじゃないのかなと思ったり。

その2がサビ編。4度マイナーのFmから短調に転調したり、オーソドックスなテクニックの解説が多いような。最後に通し演奏で、エレピソロでのワンコーラスの形になりますが…… これいいわー♪

最後に。実際に作曲されている方がこれを見るとどんなご感想なのかしら。と聞こえよがしに書いてみたりして。くーっくっくっく♪

20-Jan-2005

"music" と "song"

「いいミュージックは沢山あるけどもいいソングスは少ない」
1969年に大手レコード会社に就職して以来優れたアーティストを数多育て続け、現在はドリーミュージックの会長兼CEOである、新田和長氏の言葉である。
このセリフを「僕(ら)もすばらしい『ソング』の作り手を目指したい」という含みで引いているのが、BLUE AGE ORCHESTRAのコンポーザー&ピアニストの新田雄一。実は和長氏の息子でもある彼は、この言葉を「尊敬するレコードマン」の言ったこと、として紹介しているのだ。家族としてのみならずプロフェッショナルとして尊敬できる家族を持てるなんてある意味凄い……と思うのだが、名残惜しくも今回は言葉の「内容」に重点をおきたいので、新田父子にはこのへんで失礼させていただく。ありがとうございました~♪

続きを読む ""music" と "song"" »

8-Jan-2005

「雨ガ来ル」

「MARBLE」を繰り返し聴いてたら、7曲めの「雨ガ来ル」(鳴瀬喜博作曲)に最近ハマってきた。
ちょっとスカっぽいリズムで、わたしの個人的な印象からいうと、冬の冷たい雨というよりは五月雨のような雰囲気の曲なんだけど…… なぜか、ツボ。

今も1曲リピートで聴きながら書いてます。

29-Nov-2004

「MARBLE」 first impression

とりあえず、夕食の支度のBGMとして聴いてみた感想ですので、「やっと『MARBLE』が買えて嬉しかった報告」程度に読み流していただきたいのですが……

組曲「UNIVERSE」と、それ以外の通常の作品との間に統一されたトーンがいまひとつないかも、というネガティブな理由が20%。「アルバム1枚でこれだけ充実してるとはさすがCASIOPEAだわ」というポジティブな理由が80%、で……
この「MARBLE」、ディスク1枚にもかかわらず、なんだか2枚組のアルバムみたいだな、と思いました。

「UNIVERSE」では「Beginning」前半のメロディとコードのねじれ感がミステリアスで、同「Beginning」後半部分(3分4秒~「Deep Space」に入るまで)のすっきりとした典型的野呂節(こういうのを聴くとカシオペアファンでよかったと思うんだね♪)な展開との対比が面白くて好き! このふたつのモチーフはラストシーンの「Beyond」でも使われて、大団円へと繋がっていくのです。
「UNIVERSE」の詳細については後日じっくりと聴けた時点で書きたいと思います。

「SOUTHERN BREEZE」で25分の冒険旅行から「おかえり」って迎えられた気分になったのわたしだけ?

13-Nov-2004

Happy Birthday, to...

鳴瀬喜博様。
櫻井哲夫様。
木村拓哉様。
大原麗子様。
見栄晴様。
倖田來未様。

とりあえず、思い出せるだけ挙げてみました。
皆さん、お誕生日おめでとうございます。

しかし、1990年から14年間毎年思っているのですが、前ベーシストと現ベーシストの誕生日が同じっていうのはやっぱり笑えます>Casiopea 歳は全然違うけどね。
なるちょってもう55歳! 信じられない~。

余談だけど、倖田來未の妹のmisonoちゃん(day after tomorrow)は10月13日生まれ。misonoが生まれるちょうど28年前の1956年10月13日に生を受けたのが渡辺直樹!

神田姉妹(本名は神田〔こうだ〕來未子と神田美苑なんだそうです)が、揃ってわたしの好きなベーシストと誕生日が一緒というのはなかなか面白いじゃないの。

28-Oct-2004

オフィシャルサイトでも「MARBLE」情報!

CASIOPEA Official page

ジャケットがタイトルの「大理石」を連想させる墨流し風のグラフィックでキレイです。
今回鳴瀬さんの作品が3曲も入ってるのが気になります。今まで向谷さんが3曲というのはたまにあったけど、ナルチョさんが3曲ってありましたっけ? 珍しいかも。わくわく。

しかし別の某アーティストの(伏せんでいいって)ファンとしては組曲「UNIVERSE」の最初と最後の曲名につい微笑んでしまいます♪

20-Oct-2004

48歳のお誕生日おめでとうございます。

1956年生まれなんだから、ことし年男だったんですね、向谷実さん。
お誕生日、おめでとうございます♪

14-Oct-2004

EAT IT!?

"Weird" Al Yankovic が 「Beat It」をもじった「Eat It」ってのがあったでしょう。
それをとあるオンラインCDショップで検索したんですよ。
そしたらあれれ。

「SWEAT IT OUT」が検索にひっかかってました。
ちゃんちゃん。

24-Sep-2004

どっちの「カゲロウ」でショー!

ジュリちゃんの新曲「カゲロウ」。陽炎なのか蜉蝣なのか、はたまたダブルミーニングなのか。
まだ聴いていないのでとっても気になります。

余談ですが、カシオペアにはどっちのカゲロウの曲もありますよ。


  • 陽炎(heat haze) : 「FRESHNESS」
    前々作「ANSWERS」のハワイレコーディング風味をちょっとひきずったような?まったりバラード。

  • MAY FLY : 「MAIN GATE」
    出だしが蜉蝣の羽のようにはかなげで美しい。

実は最近「INDEPENDENT」とかわりばんこに「MAIN GATE」が heavy rotation中。なんで他のどの作品でもなく「MAIN GATE」なのかが自分でもわからないけど、はまってます。

23-Sep-2004

「MARBLE」 オンラインショップ プチリンク集

CASIOPEA 「MARBLE」
「デビュー25周年 オリジナルアルバム」とのこと。ショップ情報によると野呂の書き下ろし8曲で構成された25分ジャストの組曲「UNIVERSE」が収録されるとのこと。
「他」ともあるので通常のオリジナル曲も入るものとみられる。気合の入った作品になること間違いなし。

[ Amazon | @TOWER.JP | HMV | 新星堂 | JBOOK | FM802 OTOSHOP (Neowing) ]

10-Sep-2004

CASIOPEAの新作かも?

近年、春~夏前に集まってレコーディングを進め、夏にCDを出していたカシオペアでしたが、今年の夏のリリースはおやすみ。どうしたんだろうとちょっと心配していたのですが。

きょう未明、HMVからこんなメールが。

HMV.co.jp - カシオペア / Marble

おおっと! と思いいつもの「プチリンク集(ただしカシオペアでは初)」を作ろうと他のCDショップを見回ってみたのですが、まだHMVにしかこの情報はないようです。
今後カシオペア、ジェネオン、及び各ショップの動向をチェックする必要がありそうですね。

1-Sep-2004

向谷実出演の「タモリ倶楽部」は今夜OA(関西)

テレビ朝日で8月20日深夜に放送された「タモリ倶楽部」。
関西地区の朝日放送では翌週の放送がアテネオリンピックでつぶれていたのですが、その分の放送はきょうに回った模様です。
これはたいへん、ビデオセットしなくては!

24-Aug-2004

向谷実出演の「タモリ倶楽部」があぁ~!

首都圏では20日深夜(21日未明)に放送されたらしい「タモリ倶楽部」。
近畿地区ではその翌週の水曜日に朝日放送でオンエアされるはずなのだが、今週その時間帯の朝日放送は

アテネオリンピック を放送する予定らしい……

オリンピックはいいんだけど。楽しみにしてる人も多いし、日本はメダルラッシュで盛り上がってるし。
だけど「タモリ倶楽部」はちゃんと延期で放送してくれるの?
深夜放送だしこのまんま関西では放送されない可能性高し?

そ、そんなぁ~(涙)

20-Aug-2004

「Windy City」

カシオペアが昨年出した「PLACES」の2曲目は向谷実作曲の「Windy City」。
この曲に2分37秒頃から登場する、笛っぽい高音でポルタメントがききまくったキーボードのフレーズ。
これを聴くとうちのつれあいは必ず

刑事コロンボ!

とのたまいまする。

確かにあのコロンボのテーマを短調にしたような雰囲気がなくもないんだが。
刑事コロンボの舞台はシカゴじゃなく、ロサンゼルスですぜ、だんな。

16-Aug-2004

行列のできる(嘘)記事ランキング 2004年33週

ちょっとおでかけしたりして全然 blog の更新ができていなかったにもかかわらず、それなりに固定客と検索のお客様がいらっしゃるようでうれしゅうございます♪
それじゃ今週も best3 しかない 「ちょっと5形式」でいってみましょう!

No.3!! ふたつの月
先週木曜の「GROOVE FROM K-WEST (bayfm@千葉)」出演以来、新田雄一くんのキャラクターにも注目が集まっている Blue Age Orchestra のプチ因縁物語が3位に。

No.2!! 永遠の木 ~Piano Live Version 2004.7.17~
そして「GROOVE FROM K-WEST」では見かけによらぬ?おちゃめキャラで会場を盛り上げたりもしていたらしい光永泰一朗くんが、文句なく歌唱力を発揮した「一発撮りPV」の記事が2位に。
その「兄貴」に「シカゴ在住時代パシリにされていた(違)」とDJのナラヨシタカに密告メールを送っていた、元K-WEST FRIENDでもあるが今週の検索キーワード No.1 だったりします。この blog としてはかなり正しい展開でしょう♪

No.1!! 向谷実、また「タモリ倶楽部」に出演
しかしトップを取ったのは「タモリ倶楽部」への向谷実出演。4月の出演では「貨物時刻表」なる鉄道マニアと業務関係者以外注目しそうにない本で盛り上がった実績あり。今度もまたまたコアな鉄道ネタと音楽で楽しませてくれるのか? 楽しみです。

※K-WEST FRIEND:千葉「bayfm」で月曜~木曜の夜7時台に放送される「GROOVE FROM K-WEST」で、曜日ごとのレギュラーを務めるアシスタント役。ほとんどミュージシャンが務めることが多く、収録会場の柏のデパートで開場前にプチライヴを開いたりもするらしい。
現在のK-WEST FRIENDについてはbayfmのオフィシャルサイトをご覧あれ。K-WEST FRIENDの「卒業生」には光永亮太のほか、森山直太朗や柴田淳もいたりする。

9-Aug-2004

向谷実、また「タモリ倶楽部」に出演

Minoru Mukaiya : News

「好評の前回放送に続き、鉄道ネタで盛り上がります!!」ときたもんだ!
だけど8月20日に首都圏で放送、ってことは大阪では翌週水曜だっけ?
まだもうちょっと先だね。

前回の「タモリ倶楽部」でも先日日本テレビ(大阪ではよみうりテレビ)に出たときもしっかり見せ所は見せてましたけど……。
今回も鉄道ネタだけじゃなくて、ちゃんとミュージシャンとしても見せ場を作ってね、向谷さん!

24-Apr-2004

久々に見たぞ、動く向谷実

4月22日未明。
ある友達からひらがなだらけのメールが届きました。

たもりくらぶにむかいや~~(緊急

そう。20年もファンだというのに「針中野ミュージック」開設以降一度もネタにしていないグループがありました。
その名はカシオペア!
わたしと同じくらいかそれ以上のファンだと「やっぱりカシオペアは桜井~神保やね」という人が多いんだけど、ひねくれ者のわたしは事実上オリジナルメンバーだといってもいい(佐々木さんゴメンナサイ)「桜井~神保」がスペシャルなものであることを認めつつも、鳴瀬喜博参加以降のカシオペアにも違う持ち味があると思っているし、それはそれで好きです。

さてと、メンバーの中で誰が好きかって、これは20年間ずっと向谷実です。
露骨に申し上げますと外見はぜんぜん男前ではありません。アボカドに似てます(ごめんなさいごめんなさい)
しかし…… やはりこの方は大御所キーボーディストであり、めったに他人をコンポーザーと認めたとは言わない野呂一生ですら頷いたコンポーザーです。
向谷さんのつくるメロディやコードワーク、そしてキーボードソロに何度とろけさせられましたか。特にアコースティックピアノでもエレクトリックピアノでも、とにかくピアノとつくものを弾かせたらそりゃもう即ノックアウトもの!
大体毎年カシオペアの新譜を買った直後も、時間があればまず1枚流して聴きますが、時間がない場合はまず向谷作品だけピックアップしてぱぱっと聴いちゃうくらいですから……
外見はおいといて、この人の音楽性はぜったい男前です。断言しちゃいます! (と言いつつ、ノリのいい曲になると「3の線」で遊び心満載なプレイも聴かせてくれたりもして、これがまた楽しいんだ)
ついでにMCが絶品。別名「司会屋実」とはファンはいまさらもう言わないくらい。人気が全盛だった80年代半ばには、向谷氏のMCを聴きにコンサートに来る関西人がいるとかいないとかいう冗談が出てくるほどでした。
そして近年は鉄道ゲームのプロデュースもするほどの超絶鉄道マニアとして有名。

大阪では22日未明(放送業界の時間で言う21日深夜)に放映された「タモリ倶楽部」でも、向谷さんは鉄道マニアとして出演されたのでした。しかしロケバスの中にはちゃんとキーボードも用意されていて、ちゃんと本職の顔も見せてくださることが期待できそうな展開。

人の乗る列車にはちょっと興味がなきにしもあらずですが、貨物列車にはあまり興味がないので、本題だったはずの貨物列車の話題のほうはほとんど忘れてしまいました。わたしが見たかったのは、やっぱりキーボードを弾く向谷さんですから。
鍵盤ハーモニカのようなちっちゃなキーボードが、図体の大きな向谷さんにはすごーく窮屈そうだったのですが、それでもプロですからバッチリ弾いてらっしゃいました。(でも向谷さんにはやっぱり普通サイズのキーのほうが似合います。そういえば80年代に持っていたショルダーキーボードだって、向谷さんはフルサイズキーのついたKX-1でした)
九州新幹線「つばめ」の発車メロディと車内メロディは向谷さんの作品だそうで。番組中でも実際に弾いてらっしゃいました。ジングル並の短いメロディながらしっかり向谷風味がきいてます♪
そして山手線の発車メロディだか車内メロディだかのいずれかをラップ風にアレンジしてみましょうって、弾いてたメロディがハネハネにアレンジされた「FIGHTMAN」だったのには大笑い!

友達には

しかし…… うすくなったなあ(こら)

と、緊急情報お礼のメールに書き添えておいたのでした。
むりもありません。もう47歳だもんなぁ。1985年に出したソロアルバム「ミノルランド(Welcome to the Minoru's Land)」の頃には幼児だった娘と息子も、いまや大人。わたしの記憶が間違っていなければ、お嬢さんのほうは光永亮太と同じくらいの歳じゃなかったかと……。

CASIOPEA Official page
音楽館 Train Simulator Online -Soft Information-
Train Simulator KYUSHU SHINKANSEN の特設ページ。
「つばめ」の発車&車内メロディも試聴できます。

(メールだけど、本文だけでは本人が特定できないと判断して勝手に載せました。すまぬよ>友達)

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