Discography of Silver Fins

フルアルバム

HOLLYWOOD

VAP (Umbrella) VPCC-81218 (released on Jul.-2-1997)
  1. ZOOING
  2. IT GOES BY
  3. LAUGH
  4. LOOKING DOWN THE FLOW
  5. IN THE PARK
  6. BANG BANG
  7. LOVE MACHINE
  8. THEME FROM THE SILVER FINS
  9. WINTER
  10. SLEEPY FINS

 うまく説明できないのですが、アコースティックギターをフィーチュアした、土臭さと洗練の両方を感じる音。
 けっこう硬派で乾いた音に、朝倉さんと竹中さんのダルで湿り気のあるヴォーカルが絶妙なバランス。
 すべて英語の歌詞もちょっとえっちなもの(SEX時代よりキテます[^^;])、シブいものなど色々。
 かっこいい曲と脱力系の曲の取り合わせもいい感じ。
 ちなみにわたしが最初に気に入った曲は7曲め「LOVE MACHINE」です。この曲はいまも相変わらず好きだけど、繰り返し聴くうちに好きになってきたのが2曲め「IT GOES BY」や4曲め「LOOKING DOWN THE FLOW」。特に、後者の一見単調なようでいながら実はちょっと凝ってて「雰囲気のある」コード遣いは特記に値するように感じます。

pigment

VAP (Umbrella) VPCC-81277 (released on May-21-1998)
  1. Horse riding
  2. Big fat crow
  3. Anytime you want
  4. Kiss the dust
  5. My garbage
  6. I swim
  7. Slow cowboy
  8. 10 miles away
  9. Or be dry
  10. Albatross
  11. Feel like a pig
  12. Snoozer
  13. Pudgy

「脱力ポップの金字塔」と帯にはあるけれど、「HOLLYWOOD」や「WAITING SO LONG」に比べて脱力していないような気がするのはわたしだけ? もっともそれは悪い意味ではなく、むしろ曲調にヴァリエーションが出てきて「あ、まだ隠し球があったんだ」と思わせてくれる感じ。とある雑誌でレヴュアーのかたが「前座どまり」とか厳しいことをおっしゃっていますが、わたしはこれ、気持ちよく聴けて好きです。特製ステッカーつき。
 今後、リピートして聴くうちにだんだん好きになってくる「スルメナンバー」も現れるとは思うが、とりあえず数回聴いた現段階では「Kiss the dust」がいちばんのお気に入り。

マキシシングル

WAITING SO LONG

VAP (Umbrella) (released on Nov.-6-1997)
  1. Powder
  2. Waiting so long
  3. Undo
  4. Wash you out

 アルバムの時からすでにその印象はあったのですが、ところどころわざとヘタウマっぽく弾くギターが生っぽくて快感です。タイトルチューンは「剣風伝奇 ベルセルク」のエンディングだったそうですが、確かにエンディングにはもってこいの渋めのスローナンバー。わたしのお気に入りは3曲目「Undo」、特に朝倉のヴォーカルの壊れ具合がなんともいえません。4曲目「Wash you out」は一度Puffyあたりにやらせてみたい(ウソ) アルバムなみの完成度、と謳うVAPのコピーに嘘はありません。

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