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「永遠の木」

初めて耳にしたとき思い浮かんだのが「離婚」と「脱退」だったから言うんじゃないけど。
この曲、ただの男女の別れじゃないんだよね。むしろ恋愛関係の成立しない同性が主人公でも通用する歌だ。
同志という関係を築いてきた、少なくとも築く努力はしてきたふたりなんだろう。
だからなおさら、別れの悲しみとか、それを超えて前を見据えようというまなざしが強く伝わってくる。

新田さんはいい意味で相変わらずだと思った。逆回しピアノとかギターの使い方など、やはり彼らしいエッジが効いた感じが気持ちいい。
で、今回平原綾香嬢の「Jupiter」をアレンジしていた坂本昌之が一緒にアレンジに携わっているようだけど、作風がまだつかめていないのでどこに坂本さん風味が入ったのかわたしの素人耳ではちょっとわからなかった。ただ「Jupiter」の「意味のないことなど 起こりはしない~♪」と「心の~静寂に♪」の間の短い間奏がわたし個人的にものっすごくツボなこともあって、坂本氏にもかなりいい印象をもってるのは確か。

泰一朗さんって歌の安定感が圧倒的なんだよね。COVER時代からヴォーカルに一本芯が通っていて安心して聴ける感じはすごくあったけど、今回それにエモーショナルな表現力が更に強化された感じがする。弟さんが初期の頃から表現力に圧倒的なものをもっていて、そのあとからついてくるように技術面が伸びているのとある意味対照的だ。 笑

と、まあごちゃごちゃとえらそーに書いてはみたものの、結論はひとつ。

すごくいいからとにかく聴け!

……でも、各地レコード店で品切れ続出なのかなかなか買えないらしい。
予約して買った中にも初回盤ではなく再プレス盤を手にしている人がいるらしい。
なんかこの反響、やばくない?

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