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Daichi-Sansho アーカイブ

1-Jun-2004

検索キーワード人気ランキング 2004年22週

No.3!! 「大地讃頌」
今回も「大地讃頌」というキーワードのみでの検索が目立ちました。
学校で歌われる方、佐藤先生の逆鱗に触れないよう(こら)頑張って歌ってください。

No.2!! 「オキシライド乾電池」
なぜか久々の上位ランク入り。
そういえばCDプレイヤーのアルカリ電池での実験結果を最後まで書いてなかったんだけど。
結論から言うとなんとアルカリのほうが僅差で勝ってしまったんですな。
(オキシライドのときと同じ「SWEETEST ILLUSION」で電池切れ……。つまり「再現モード」に入る前の「SWEETEST ILLUSION」後半戦と「Changes」の分、アルカリが勝ってしまったという結論になります)

これはテストの条件がおかしかった可能性があるので、後日別の形で両電池の再テストを予定しております。

No.1!! 「ヘアカタログ」

次点クラスには「荘野ジュリ」「あるなしクイズ」、
そして…… 「BLUE AGE ORCHESTRA」!
きましたよーついに。結構期待されてるのね~。
オンエア解禁後のFMなんかでもばんばん流れるかも。ちょっと期待。

MUSIC FAIR21から日にちがたったせいか、それともおにいちゃんたちにみんな注目しちゃったせいか、今回「光永亮太」でのアクセスは少なめ。ま、新曲解禁も近いことだろうししばらくのんびりしようじゃないですか、りょーちんファンの皆様。

3-May-2004

検索キーワード人気ランキング 2004年18週

今週…… なんでやねんという展開になっちまいました。

No.3!! 「二宮和也」:
情報停滞から票が伸び悩んだ光永亮太をけっとばして(イテッ!)ついに二宮くんが3位!
でもごめんなさい、ファンの皆さん、ここにほとんど彼自身のことは書いてないんですよ(涙)

No.2!! 「大地讃頌」:
相変わらずこのキーワードでの検索が多いです。

No.1!! 「オキシライド乾電池」:
今週も圧倒的多数の検索/アクセスをいただいたのがオキシライド乾電池。
ついに昨日、出番がきました。


次点は蹴っ飛ばされたけどでもここで粘ってる「光永亮太」。
そして最近なぜかアクセスが増えてきた「あるなしクイズ」。
んでもって、スキマスイッチの楽曲のことなど全然触れたことがないのに「大橋卓弥」!
(た、確かに、「奏」も「view」も好きだけどさ)

……はい、すみません、二宮和也と大橋卓弥が似てますってこのサイトにチクったのはわたしです。
テレビる毎日/芸能人相似系! (た~は行)

テレビる毎日管理人こざるさん、[R-Addiction]へのリンクありがとうございます。

……こちらからも相互リンクしようかな~♪ 明日こざるさんにメールしようっと。

15-Apr-2004

クラシックとポピュラーの違い

クラシック売り場は作曲家別に、それ以外の売り場は歌手や奏者でCDが分かれている。
もちろんそれ以前に演奏スタイルやジャンルでの分類があったり、ちょっとした例外はあるんだろうけど。
要は何を以て楽曲のアイデンティティとするかの感覚の違いが、こんなところにも表れているのかな、と。

このへんの感覚がまるっきりポップス寄りのわたしとしては、ドビュッシーの「夢」を Silver Fins あるいは LOVE PSYCHEDELICO ライクなアレンジで演奏したら、出だしのあのフレーズなんかかなりかっこいいリフになるんじゃないのかな、そういうことなど考えてしまうんだけど……

7-Apr-2004

大地「参照」。

……って、タイトルでおちゃらけても佐藤眞先生はお怒りになるでしょうか。 笑

それはさておき。
先に書いた『「大地讃頌」問題、ちょっと追記。』へのコメントで、とてもためになる記事をご紹介いただけましたので、改めて記事化させていただきます。yukattiさん、色々とありがとうございます!

「香雪ジャーナル」より(yukatti さん)
続・PE'Zの「大地讃頌」出荷停止問題――朝日新聞4/3夕刊記事より
コメントをくださった yukatti さんの記事。事件について詳細に報じている朝日新聞の記事をわかりやすく解説。
マキシシングルの発売前に佐藤先生側は事前抗議をされていたということで、いきなり法的手段に訴えてきたわけではないことがわかる。また、東芝EMI側に事務手続き面でいくつか不備があった模様(但し、ポピュラーミュージック同士のカヴァーであれば問題ない手続きをふんでいたようでもある)。
著作物の同一性保持権・著作人格権など、事務処理ではすまない著作権問題の処理の難しさも指摘される。

のちほど紹介する増田さんの指摘のように、現行法のありかたがクラシック以外の音楽についていけていない現実を考えると、朝日の記事が若干佐藤先生寄りっぽく見えるのはしかたない部分があるかも。

「ロック少年リハビリ日記」より(増田さん)
ゾロ目/「大地讃頌」問題のまとめ
yukatti さんがおすすめしてくださった記事。無知と専門外に邪魔されてわたしにはうまく考察できなかった部分が、きちんとクリアになっていて目からコンタクトレ…… もとい、うろこが落ちた気がします。

特に現行の法のシステム自身が「クラシック音楽の時代」にできたもので、それ以外の音楽にはついていけてない、というあたりに大きく頷きました…… やっぱり今後、色々な音楽のジャンルに対応できる音楽著作権やその周辺の権利のありかたが必要だと確信しました。

いずれの記事も「大地讃頌」問題に興味のある方は必読です。

BCA 佐藤 眞
BCA(日本の現代作曲家達による組織)による、佐藤眞氏の公式サイト。
ちなみに佐藤氏のいくらかの作品が試聴できますが、
かの有名な唱歌「ふるさと」の壮大で美しいアレンジもあります。

+PE'Z
PE'Zの公式サイト。
この件について正式なコメントがなされています
前にもこのリンクは書いたんだけど、公平を期する意味でもう一回ね。 笑

6-Apr-2004

「大地讃頌」問題、ちょっと追記。

よく考えたらクラシックの世界にだって「○○の主題による変奏曲」なんてものはいくらでもあるじゃん。
佐藤先生、PE'Zのバージョンを「佐藤眞の主題による『大地讃頌』変奏曲」と考えることはできなかったのかな……

といっても、(広義の、すなわちバロックから現代音楽までを含んだ意味での)クラシックって、ポップスやロックとは全然違う場所でデリケートな扱いを要求されるところがあるんだね。
BGMがわりに近代フランスの印象派を聴く程度のわたしには、純正律とか平均律とかまるで聞き分けられないんだけど(本格的に合唱や弦楽器・管楽器に携わる人にはわかるらしい)そういった楽器や声の微細なチューニングまでを「楽曲の一部、欠かせない要素」であると考え抜いて作った曲とか。
確かにそれはそれで、作曲者の意図どおりに考え抜かれたままを再現することにすごく意味はあると思うけど……

引き続きこの問題、わたしなりに追いかけていこうと思っています。

「やるな、PE'Z」という記事に「追記」として本体に書き足していたのですが、一度公開してしかもコメントまでいただいたものに手を入れすぎるのもなんだと思いましたので、別記事として独立させてみました。

4-Apr-2004

やるな、PE'Z

「くまたろうMusic Style MM」Vol.62 (2004/4/4)
くまたろうMusic Style

お読みいただきたいのは「編集後記」。
先日カヴァー問題がニュースになったPE'Zだけど、
昨夜のライヴでなんとも粋なことをしてくれた模様。


で、昨日のライヴのオープニング。
問題の「大地讃頌」のイントロが流れ、主旋律を1音だけ吹いたら
すぐに別の曲に切り替えて大盛り上がり!

実はわたくしこのメルマガとってるんですけど、届いたのを読んだ瞬間
「PE'Z、やるじゃん!」と思いました。
若い頃読んだ本で、「粋」は「意気」からきてるんだってのを思い出しました。

わたし自身は作曲者の佐藤眞氏について、必ずしもその要求自体は不当だと思っていません。但し、仮処分申請などの法的措置に走る前に、それ以外のやり方はなかったのかという思いはありますが。ジャンルを異にするとはいえ、同じ音楽家としてPE'Zサイドとまず話し合う、ということはできなかったのかと。

(7-Apr.-2004 佐藤氏はマキシ発売の直前に一度東芝EMIに抗議していました。
たいへん失礼いたしました)

というのもこの問題、事件直後にここに書き込んでからしばらく考えたのですが、思うにそれは音楽が作曲者の意図に忠実に(少なくとも、作編曲者が作った楽譜のとおりに)演奏されるのが普通である世界と、アレンジ次第でどんどん質の違う音楽を作り出すのがあたりまえな世界との、ふたつの違う常識をもった世界の住人同士が引き起こしたトラブルではないかと。

国が違えば法律や慣習も違います。でも国をまたいでなにかが必要なとき「条約」なんかがあります。
たとえば国を跨いで罪を犯すものが現われた場合どちらの国の法でどう裁くか、とか。

音楽だってジャンルをまたいで何かをやりたい、あるいは実際にやっちゃうということはいくらでもあることで、音楽に関係する法律もまた国をまたいでの「条約」のように、いろんな常識をもつ場所、つまりジャンルに対応しうるものでなければならないはず。

願わくば、佐藤さんもPE'Zも一緒に笑えるような音楽著作権や著作物人格権のありかたが確立できるといいのですけど…… 難しいだろうなぁ。ううう。

25-Mar-2004

そのアレンジ、待った!?

「PE’Z」のCD出荷停止 編曲めぐりトラブル - asahi.com : 文化芸能

これってどうなんだろう。

ありえないんだけど、もしわたしがプロの作曲家だったとして、たとえば自分の作った曲を意に反したアレンジにされたらどう思うんだろう。
逆に、これもありえないんだけど、もしわたしがプロのアレンジャーだったとして、たとえば自分の気に入った曲をカヴァーしようとして、原曲の作曲家から「そのアレンジはやめてくれ」といわれたらどうなんだろう。
PE'Z自体には(CDを買うほどでないにせよ)好感はもっているだけに、アルバムまるごとが出荷停止になるという事態は残念なのだけれど、双方の立場を考えるとわたしのような素人はちょっと判断に迷うところ。

この件自体はカヴァーした側が折れたことで決着がついたようだけど、著作権や音楽の専門家の意見とか、今後似たようなケースが起こった場合など、ちょっと注目しておきたい事件でもある。

PE'Z公式サイト
この件に関するPE'Zの公式なコメント

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