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「梅春(うめはる)もの」とは、素材は冬ものだけど、配色や見た目をふつうの冬物より春っぽく作ってある早春仕様の服のこと。お店では12月~1月頃に売って、だいたい1月2月3月くらいに着ることを想定してあります。

暦の上でも春になったので、ネイルを真冬に塗っていた冷たいシルバーブルー(もっとも、この色も春夏に使えなくはないのですが…)からすみれ色に塗り替えてみたり、淡めの色の服も出してみたり、マフラーやストールも淡い色のものを主力にしてみたり、と少しずつ梅春気分を出しているところです。

そんな感じで外に出た今朝、日付でいえばきのうの朝、ということになりますが。

娘の小学校の近くの家の庭に白い梅がぽろぽろと咲いていたのを見つけました。その枝の中で何かが動き回っていると思ったら、それはきれいな黄緑色の小鳥でした。
「おお、梅にウグイス!」
と、絵に描いたような取り合わせを初めて見て喜んでいました。

でも、しばらくたってよく考えたら
「大阪市内なんかに野生のウグイスなんてふつういるのか?」
という疑問がわいてきました。更に
「そういえばメジロってウグイスに似てるよなあ…」
と、メジロの存在を思い出したりなんかして。

でね、ネットで検索しましたよ。そしたらなんと!

さらに、早春、ウグイスがホーホケキョと囀る頃に、梅の小枝でメジロが盛んに蜜を吸っていることが多いので、勘違いされやすいのです。
豆知識 三葉の松岩手県野鳥観察の森ネイチャーセンター より)

あれまあ、わたしが見たのはやっぱりメジロちゃんだった可能性が高いようです。
それどころか、なんと世間一般にいわれる「梅にウグイス」の正体そのものが実は「梅にメジロ」、ついでに言えば
「梅にメジロ(CV. ウグイス)」
だったみたいです。

これはひとつ賢くなりました~。

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