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裏は必ずしも真ではない。

命題:売れている作品は良い作品である。
(ここでいう「良い作品」は作品のクオリティだけではなく、時代性とか笑いがとれるとか売り方がうまいとか、とにかく「売れる要素がある」ものを広く含むと考えてください)

この命題を認めると、

対偶:つまらない作品は、売れない。
これも正解ということになります。
確かに、歌は良くない、笑いもとれない、そして企画やプロモーションもだめ、と売れる要素がどこにもないと、売れません。

しかし。

逆:良い作品であれば、売れる。
裏:売れない作品は、つまらない作品である。

これは数学では「必ずしも真とはいえない」とするのが常識なのですが、世間一般ではここのところを勘違いしておられるリスナーの方々が結構いらっしゃるようで、残念です。

特に裏命題も真だと思ってしまっている人、結構いるんじゃないですか?

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