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早春に聴きたくなる一枚

Amazon.co.jp: 音楽: ル・ポワゾン
邦題は最後の曲名をとって「ル・ポワゾン」とありますが、原題はもっとシンプルに「Deux」(2)。韓国風にいえば「第2集」って感じですかな。(仏蘭西の音楽なのになぜ韓国?)

カフェオレボウルなんかを手にしながらほんわかと聴きたい曲が多く、わたしの中ではこれ、早春の必需品! どうも日本盤の発売時期が11年前の3月2日で、発売直後くらいに買ってはまってた、ってのも影響してるみたいだけど…… 3曲目の「Les naufragés volontaires」が特に春の気分にぴったり。原題を直訳すると「自発的な遭難者」ってところなんだけど、「夢見る漂流者」って邦題がついてて、歌詞の内容も曲調も、この邦題がぴったりくる感じです。
(但し、歌詞は「Les naufragés volontaires」のようなものもある一方で、男と女の機微をかなり辛辣に歌ったものも多数ありますので、注意が必要です)

同じ彼女のファーストアルバム「ENZO ENZO」(邦題「エトランゼの吐息」)が、晩夏~残暑の季節に聴いていたいワールドミュージックエッセンスたっぷりな一枚なのと好対照です。

ついでに言うと、おもちゃ箱的にいろんな曲調が詰め込まれたファーストアルバムと、ヴァリエイションに富みつつもアルバムとしての統一性を保ったセカンドアルバム……
どこかで聞いた話だね。うふふ。

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