いつも娘達の特撮~「プリキュアMAX HEART」の流れの続きでなんとなくBGM代わりに流してる「題名のない音楽会21」。
でも今日は、我々おこちゃまのママにとっては夕方の(一応)幼児番組「クインテット」でおなじみの宮川彬良がメインのゲストだというので、いつもより熱心に見ました。
なんといってもあの「マツケンサンバII」を作ったのが彬良さんなんて知らなかったよ! びっくり。
まず最初の曲は「マンボNo.5」と「交響曲第5番 運命」を「5番」つながりでブレンドした曲(!)
マンボの影から見え隠れする「運命」の長調の部分のフレーズとか、細かいところにもツッコミ?どころが多くてすごく楽しいアレンジでした。
その次が、宮川氏のピアノと平原まことのサックスによる「あんたがたどこさ」。
「煮てさ
焼いてさ
食ってさ
それを木の葉で チョッとかぶせ」
宮川彬良曰く、「食ってさ」と「それを木の葉で……」の間に消えた1行があると。
しかも「ここでは口が裂けても言えません」だと。
その消えた1行をサックスで再現します、というんですから!
……やはり、なんともいえない平原氏のサックスがわらかしてくれました。
一応食事中に聴いても笑える程度のお上品なプレイにとどめてくださった上、前後のおふたかたの演奏がなかなかに洗練されたテイストだったので、とっても尾籠なネタも小粋なところに納まってくれました。
しかしいくら音大サックス専攻とはいえ、このプレイは平原まことのご令嬢には間違っても真似はできませんな。いや、して欲しくありません。 笑笑
更には「サッちゃん」がゴスペルテイストにアレンジされていたり(ただしコーラスではなくまことさんのサックスがフィーチャリングされてましたが)、彬良さんとまことさんがコーラ瓶を演奏する「子象の行進」とか。
そして最後は「マツケンサンバII」のフルオーケストラバージョンで〆。山口ともが、石油缶などのがらくたっぽいものを多数積み上げたものをパーカッションとして(崩しながら。 笑)演奏していました。この人、小学校低学年の方には教育テレビにううあおねえさんこと UA と一緒に出演している「ともとも」として知られている方のようです。
いつになくユーモラスな企画がいっぱいなきょうの「題名のない音楽会」でした。
それにしても、彬良さんご自身もああいうおもしろいキャラの方だったのね……。
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