わたしたち、コンブやワカメやヒジキのような「藻類」は「植物」として習ったような記憶があるはずですよね。
ところが…
生物の専門家たちは、19世紀終わりの時点で既にそれらを「動物でも植物でもない別の生き物」である「原生生物」の仲間として分類してたんですね… この記事によれば、最近では更にそういった生物系統分類法すらも否定するような「分子系統学的分類」なる新しい分類法も出てきているそうで。
数年後、高校生になった娘たちの教科書に載る程度に確立するのはどの説になるのやら。うっかり「ワカメは原始的な植物の仲間」なんて教えないように気をつけなくちゃ。
※もっとも「分子系統学的分類」の記事をよく読んでみると
不等毛植物類(黄色植物類)(Heterokontophyta,Chromophyta) 例:褐藻類、珪藻類
という記述があります。従って、最新の研究であっても「広義の植物」とみなすことは可能なようです。
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