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スウィーツ流行史!?

「のだめカンタービレ」15巻に、のだめこと野田恵と、同じアパルトマンに住むロシア人のターニャが、ふたりしてクイニーアマンを幸せそうに「むーん」とかぶりつくシーンがある。クイニーアマンの本場・ブルターニュ地方に住むモーツァルトマニアのお屋敷に、コンセルヴァトワールの教授の紹介でのだめが奏者として招かれ、そのついでにちょこっと観光を楽しむさなかの出来事だ。

このクイニーアマン、数年前に日本で一度流行した一品だったはず。映画「アメリ」が小劇場系映画には珍しいヒットをとばした頃のお話だと記憶している。というのも「アメリ」には主人公のアメリが自宅でクイニーアマンを焼くシーンが出てくるのだ。
アメリちゃんは確かクレームブリュレの表面のこげた砂糖をパリパリするのも「ちいさな至福」だったはず。クレームブリュレは、日本では90年代「ポスト・ティラミス」「ポスト・パンナコッタ」みたいな位置づけで流行ってた時代があったんじゃないかと記憶しているが。

そんなスウィーツの流行り廃りというのは結構見ていて面白い。中にはティラミスやナタデココのようにブーム終了後も廃れずに定着しちゃったものもあるけど。
こういうのを「スウィーツ流行史」みたいな感じで体系化してみたら楽しいかもしれない。ことしならさしずめ「マンゴー味のスウィーツ各種」、それを含めたここ2-3年の流れでは、特に中国の甘い点心「甜点」や東南アジアのお菓子の要素を取り入れた「エイジアン(アジアン)スウィーツ」なんかがそれにあてはまるんだろうか。

でも、廃れたスウィーツって言われても、クイニーアマンは変わらずブルターニュで焼き続けられているし、クレームブリュレも食べたら変わらずおいしいはずなんだけど。不思議。

実際、9月1日に「なつかしのヒット商品」として某大手コンビニで売り出されたクイニーアマンは「むーん」な体験をしてみたくなった「のだめ」ファンが競って買っているという話である。

コメント (2)

うひゃほう!
廃れようが流行ろうがまったく関係なしに自宅の台所で菓子を作り続けるMoanitaだす。

今のところ「こりゃ俺には出来ねぇ」と思ったのはキーウェストで食ったキーライムパイくらいですな(ハッシー兄さんにウラ取ってみ(^^ゞ)

なんだかんだ言いつつも、今日は自宅で流行り廃りを超越したオーソドックスなスィーツを作っちまいましたが(^^ゞ
後程UPしますだ。

namancha:

>Moaどの
うふ、ブログしっかり拝見してまいりましたよん。
確かにソレは超越的オーソドックスでありますな。
しかし、あれの皮を焼くのって、なかなか難しいと聞いておりますぞよ。それをお子ちゃまがたに喜んでもらえるとはMoaどの、やりますな。

でもそのお菓子の話を聞くとあの「cream puff」の話を思い出してしまいます(^^ゞ)

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