目的が「初回限定ジャケット」だったというのが多少不純な上、次女の生活発表会(いわゆる学芸会ですね)のため天王寺乗換えで移動中のついでだったりもするわけですが、それにしてもフライングゲットなんて実に1年20日ぶり~♪
冒頭はイントロダクション。末光篤の演奏によるベートーヴェン「月光」第2楽章のでだしをバックにのだめの独白が… これは説明の必要がありません。聴いちゃったほうが早いです(笑)
2曲めがメイントラック「Allegro Cantabile」。「のだめカンタービレ」(アニメ版)のオープニングでは省略されている部分の歌詞で「のだめ」のあるシーンを連想させる部分があったりして、SUEMITSUさんがちゃんと「のだめ」を読んで詞を書いたな、って感じがステキ。
曲調としては昨年FM802のヘヴィローテーションにもなった「Sherbet Snow and the Airplane」と似てなくもないので、もとからファンの方とか、似たような曲調を繰り返し歌うアーティストを好まない方にはどう思われるのかなという不安もないじゃありませんが、これって明らかにSUEMITSU節だし、わたしはいいんじゃないかと思いますよ。
カップリングでは、「Sonatine」のエコー?を使った対位法っぽい表現とか、ショパンの「別れの曲(Op.10-3)」をカヴァーした「La Chanson De L'adieu」で、他の「別れの曲」の歌ものカヴァーやイージーリスニングアレンジではとりあげられることが少ない中間部分を一部使っているあたり、もともとクラシックピアノの勉強を積んできている彼らしいですね。
肝心の歌ですが、「Sherbet~」のときから思ってたんだけど、こういう「『本当はいいやつ』っぽさを感じるぶっきらぼう風ヴォーカル」、面白いと思います。非常に気になるので、来月出るアルバムもチェックしてみたいところです。たぶんフラゲはしないと思うけど(笑)
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