EMYLIについて調べていたら、お父さんが楠木勇有行だと知ってびっくりしたのはもう３年以上前、わたしがblogを始めるよりもっと前の話でした。
きょうはその程度の親子関係なんぞでびっくりしてはいけないという話であります。
ついでに申し上げますと、洋楽ファン、特にR&Bファンの方にはたいへん「いまさら」な話で恐縮だとも付け加えておきます。
天王寺MIO内のとあるお店でかかってた歌に一目（耳）ぼれ。早速、電話口に音楽を聞かせて曲目を調べてもらう「au聞かせて検索」を試しました。まわりの雑音や音質の低下などで曲名が拾えないことも珍しくはないこの機能ですが、今回はすんなり Donell Jones の 「I'm Gonna Be (feat. Clipse)」と判明。そのまま「Journey of a Gemini」を階上の新星堂に買いに走ったというわけです。
家に帰って、聴きながら歌詞カードなどに目を通していたら、その中の８曲目に入っている「OOH NA NA」のクレジットに「Harvey Mason Jr.」って名前を見つけてびっくり。
Jr.がついてないHarvey Masonといえば有名なドラマーさんにしてプロデューサーさんじゃありませんか。確か確かあのCASIOPEAも「Eyes Of The Mind」をプロデュースしていただき、彼らの（更なる）飛躍へのきっかけになったんじゃなかったかと。
まさかまさか、そのHarvey MasonのJr.ですか？
調べてみたら、間違いなく、Harvey Mason Jr.はわたしの知っていたHarvey Masonの息子さんなんだそうです。でもって、Damon Thomasとともに「The Underdogs」というプロデュースユニット（ふたり組なので、Wikipedia英語版によれば「an R&B/pop production duo」となっています）を組んで、1999年からプロデュースや作曲（楽曲提供）などを手がけている、とあります。（確かにDonell Jonesの曲のクレジットを読み直したら「Damon Thomas」の名前も一緒に書いてありました）
オフィシャルサイトを訪れてみてびっくりしたんだけど、彼らが関わったアーティスト達、なんか聞いた名前がいっぱい！ 中には洋楽を聞かない人ですら知ってそうな名前もゾロゾロありますよ。どうもこっち方面の音楽がお好きな方にはかなり知られた売れっ子ユニットだそうであります。
このDonell JonesのCDにしたって、ここ数年ですっかりこの系統の音楽も「生理的に心地いい音楽」のライブラリに入っちゃったんだな、と思いながらレジに持っていったんだよね。（もっとも「Jr.がついてない」Harvey Masonが関係する種類の音楽はずっと前から「生理的に…」ライブラリの根幹を成していたりしたわけですが）
というわけで、洋楽、とくにR&B方面を聴くときも、今後はアーティストのみならずプロデューサーやソングライター周りを気にしてみるのもいいかもしれない、と思い始めたのでありました。
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