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きょうの… いや、きのうの野草

夏めいてきて、アップで撮りたい花たちの花期が続々と終わっていきます。ナガミヒナゲシやキュウリグサなど、少し見ない間にすっかり枯れて藁みたいになってたりして。
ところが寂しいと思うのはまだ早かったようです。

未舗装の駐車場に「まだここにいるよ」といわんばかりの花の群れ。

キキョウソウです。わざわざ「ソウ」とついているだけに本家の桔梗よりはかなり小ぶりで、花びらの形も違いますが、このキキョウソウも桔梗のなかまだそうです。

21-Jun.-2008 訂正:その後別の花を調べたついでにわかったので訂正します。 この花は「キキョウソウ」ではなく、その仲間の「ヒナキキョウソウ」の可能性が高いようです。キキョウソウのほうが葉っぱの幅が広くて茎を抱くように生えているのに対し、ヒナキキョウソウは華奢な葉っぱで茎を抱かずに生えます。写真の植物は葉の特徴からヒナキキョウソウとみられます。 余談ですが、キキョウソウ・ヒナキキョウソウとはまた別に「ヒナギキョウ」という植物があり(こちらもキキョウ科です)、こちらは本物のキキョウのミニチュアのような花を咲かせるそうです。 キキョウソウ・ヒナキキョウソウは帰化植物ですが、ヒナギキョウは日本の在来種だそうな。 ややこしや。

キュウリグサやスミレなどもそうですが、こういう5弁の花って、こどもの絵などで典型的に描かれる「おはな」って感じで、見てて無意味にほっとしませんか?

こちらは花びらが5枚ではなく4枚ですが、やはり典型的に「おはな」っぽい感じの草花。
マツヨイグサの色違いみたいな花(で、かなり小ぶり)だなあと思ったら、やはり同じアカバナ科の植物で、ユウゲショウ(またはアカバナユウゲショウ)というんだそうな。

さて、これから初夏、そして梅雨にかけて、どんな草花が出てくるか楽しみにするとしますか。

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